私がちびっことして過ごした1970年代は、多くのアイドルがテレビを華やかにしていました。
なかでもピンク・レディーとキャンディーズのちびっこ人気は絶大なもので、次々に流れるヒット曲を、当時の全国のちびっこたち同様、私も振付を真似しながら歌ったものです。
幼稚園時代の私は、祖父母の家の階段をステージに見立てて、ショーを開催するのが大好きでした。
ショーと言っても、幼稚園児のお遊戯ですから、せいぜい2、3曲程度の短いものです。
階下の客席でいつも待ってくれている私のファン。
階段の上のほうから、ゆっくりともったいぶって降りてくる私。(あぶないですから😅)
私のファンは私を拍手と声援で熱烈に迎え、得意げに歌い切った私は終演後、客席に握手をしに行き、ファンに絶賛されるというお決まりの流れ(笑)。
そんな歌手の一存で気まぐれに開催されるショーに、誰よりも真っ先に客席に駆けつけてくれたファンは、私の祖母でした。
思えばそれは、ちいさな孫が階段から落ちないように見守るためでもあったのでしょう😅
昔々に祖母が孫に送った拍手と声援は、のちにその孫が、より多くの人々を客席に迎えて務めるステージでも鳴り響いているようにさえ感じます。
私のファン第一号になってくれた祖母は、6年前のある秋の夜、見事な満月が空に姿を現してまもなく、92歳で旅立ちました。
お別れの日、天国の階段を昇っていく祖母を、ほんとうに歌手になった私が、階下から歌を捧げて見送りました。今度は私が、祖母の人生に、万雷の拍手を贈りながら。
こどもは好奇心の塊で、怖いもの知らずです。
何かに興味を持ったら、すぐにそれに近づき、とりかかります。
そして、全力で、自分なりにやってみます。上手くできるかどうかなど気にせず、ただ生き生きと楽しんで、存分に喜びを得るのです。
私たち人間は、そういう喜びを味わうためにこの世に生きているのではと思います。
大人になると、こどもの頃のように無邪気に楽しんで喜ぶことは少なくなります。
多くを知り、多くを経験してきた大人こそが、好奇心のおもむくままに、パッションにしたがってやりたいことをやったら、どんなに素敵なことが起きるでしょう😍
こどもでも、大人でも、大きなことでも、小さなことでも、何かを楽しんで喜ぶ姿が世界中にあふれたら、どんなに素敵な世界になるでしょう🌏✨
皆さんがいまやってみたいことは何ですか?
日常の些細なことでも、スケールの大きなことでも、命あるものを傷つけることでないかぎり、やりたいことをなにか、まずはひとつやって、束の間でも楽しんで、喜びを味わってみませんか?🥰
物語は明日に続きます。
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